クライ・マッチョ
『クライマッチョ』は2022年に公開されたクリント・イーストウッド監督・主演のドラマー映画。イーストウッドが『許されざる者』以来の西部劇へ挑戦していることでも話題になりました。
かつてロデオスターとして人気だった元カウボーイのマイクは雇い主のからある依頼を受けます。
それはメキシコの元妻の元で暮らす雇い主の息子をアメリカにつれてきてほしいというもの。
マイクは元雇い主への恩義もあり、その犯罪スレスレの仕事を引き受けます。
メキシコに向かったマイクを待ち受けていたものとはー。
90歳を越えたクリント・イーストウッドが描く「真の強さ」とは何でしょうか。
90歳を超えてなお、表現者としてキャリアの第一線に存在し続ける映画監督はごく僅かだと思います。
そんな彼だからこそ、語れる物語が『クライ・マッチョ』ではないでしょうか。
ランボー ラストブラッド
『ランボー ラスト・ブラッド』は年に公開されたシルヴェスター・スタローン監督・主演のアクション映画です。
『ランボー最後の戦場』以来、11年ぶりとなる新作です。故郷のアリゾナへ戻り旧友のマリアとその孫娘のガブリエラと幸せな暮らしを得ていたランボーでしたが、ある時ガブリエラはランボーたちに内緒でメキシコに行ったまま行方不明になります。
マリアからその事実を聞いたランボーはガブリエラを救うため、単身メキシコへ乗り込みます。
『ランボー』シリーズの集大成となる今作。アメリカで幸せな日々を送るランボーですが、その地下には迷路のような通路が作られておりランボーがまだベトナム戦争の悪夢から抜け出せていないことが示唆されます。
今作は一作目の『ランボー』以来となるランボーが自らのために戦いを選ぶ物語。武器はベトナム戦争でベトナム兵が用いた残虐なトラップの数々。
ラストにしては少し寂しい終わり方かもしれませんが、クライマックスはみんなが期待する「これぞランボー」だと呼べるものになっています。
リメンバー・ミー
『リメンバー・ミー』は2017年に公開された、アニメーション映画。
音楽をこよなく愛する少年ミゲルは、家族から
レジェンド・オブ・メキシコ
『レジェンド・オブ・メキシコ』は2003年に公開されたロバート・ロドリゲス監督、アントニオ・バンデラス主演のアクション映画。
『エル・マリアッチ』、『デスペラード』に続く三部作の最終作となります。
今作、個人的にはDVDも持ってて何度も観返している映画なのですが、実は未だにストーリーがよくわからないんです(爆笑)!
それでも観返すのはストーリーを確認するためではなく、この映画にしかない魅力があるから。
例えばジョニー・デップ演じる堕落したCIAエージェントのサンズ。彼は食事の料理が「美味すぎる」という理由でコックを殺したりする奇人であり狂人ですが、終盤では拷問の末に両目をくり抜かれ、盲目となります。それでも少年の手を借りながら盲目のガンマンとして戦う描写は強烈なインパクトを残します(ちなみにジョニー・デップの撮影期間はまずか8日間だったとのこと)。