実在のミュージシャンをテーマにしたおすすめ伝記映画

今回は実在のミュージシャンをテーマにしたおすすめの伝記映画を紹介していきます。

ジョン・レノンやフレディ・マーキュリー、エルトン・ジョン、レイ・チャールズなど、ジャンルを超えて伝説的なミュージシャンの映画は多く作られており、一つの定番とも言えそうです。

ここで紹介している以外にも多くの実在のミュージシャンを取り上げた映画はあります。それらも今後追加していければと思います。

それでは、実在のミュージシャンをテーマにしたおすすめ映画を紹介します。

ボヘミアン・ラプソディ

フレディ・マーキュリーの半生を描いた大ヒット映画

『ボヘミアン・ラプソディ』は2018年に公開されたブライアン・シンガー監督、ラミ・マレック主演のドラマ映画です。ロック・バンドのクイーンのフロントマンであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた自伝的な映画です。

フレディ・マーキュリーがクイーンに加入して世界的なロックバンドに成長していく様とその裏で満たされない孤独を抱えていく様が描かれます。

クイーンの映画というよりはフレディ・マーキュリー個人に焦点を当てた今作。

そのあまりにドラマティックな生涯とパフォーマンスはいまなお多くの人を捉え続けて離しません。

クライマックスはウェンブリー・スタジアムで開催されたライブ・エイドのステージ。

このときのフレディのパフォーマンスは「クイーン史上最高のパフォーマンスのひとつ」と呼ばれています。

ロケットマン

エルトン・ジョンの波乱万丈の人生を描く

『ロケットマン』は2019年に公開されたデクスター・フレッチャー監督、タロン・エジャトン主演の伝記映画。ミュージシャンのエルトン・ジョンの半生を描いています。

音楽に関して天才的な才能を発揮していた幼少期からミュージシャンとして成功を収める絶頂期、アルコールやドラッグに溺れ、リハビリ施設に入所する低迷期、そしてそこからのカムバックまでを描いています。

幼い頃から音楽に対して驚くべき才能を発揮していたレジナルト・ドワイト。

彼は王立音楽院へ進学し、そしてエルトン・ジョンと名乗るようになる。

華々しい成功の裏では彼のセクシャリティやドラッグ・アルコールなどの問題など、エルトン・ジョンのキャリアの浮き沈みを鮮やかに描いています。

Ray/レイ

レイ・チャールズの不屈の精神を描いた伝記映画

『Ray/レイ』は2004年に公開された テイラー・ハックフォード監督、ジェイミー・フォックス主演の伝記映画。2004年に亡くなったミュージシャン、レイ・チャールズの半生を描いています。

幼い頃、弟を亡くしたショックで視力を失ったレイ・チャールズ。

盲目というハンデにも負けずに盲学校に通う傍ら、ピアノを学び、その音楽の才能を開花させていきます。

ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ

若き日の知られざるジョン・レノンの姿

『ノーウェア・ボーイ ひとりぼっちのあいつ』は2009年に公開されたサム・テイラー監督、アーロン・ジョンソン主演のドラマ映画。

若い日のジョン・レノンを描いた作品です。ビートルズのジョン・レノンよりも、ジョンが生まれ育った環境を中心に、何がジョン・レノンを今日のジョン・レノンにしたのかにフォーカスしていきます。

ちなみに、主演のアーロン・ジョンソンと監督のサム・テイラーはその後結婚。23歳差という年齢差も話題になりました。

>CINEMA OVERDRIVE

CINEMA OVERDRIVE

ロックミュージックに欠かせないエフェクター、OVERDRIVE。
それはクリーンな音に歪みを与え、それまでの音楽に新しい可能性をもたらした。
CINEMA OVERDRIVEもまた「個人的な評価」という歪みによって、映画の捉え方・楽しみ方を広げていきたい。