まちがいない!絶対に面白いおすすめラブコメ映画

今回は恋愛映画の中でも特におすすめのラブコメ映画を紹介します!

恋人たちの予感

ノーラ・エフロンとロブ・ライナーがタッグ!素直になれない二人を描いたラブコメの名作

『恋人たちの予感』は1989年に公開されたラブコメ映画です。監督はロブ・ライナー、主演はメグ・ライアンとビリー・クリスタルが務めています。

ロブ・ライナー自身が離婚を経験したことから生み出されたラブコメ映画の名作です。女性脚本家のノーラ・エフロンは今作でリアルな等身大の女性の姿を描き出しています。

大学生のサリーはジャーナリズムを学ぶため、ニューヨークへ向かいます。

たまたま方向が同じだった友人の 彼氏のビリーと同じ車を交互に運転しながらニューヨークへ向かいますが、サリーはビリーの振る舞いに嫌気が指し、またビリーもサリーの細かすぎるレストランでの注文にはうんざり。

しかし二人はその後、数年ごとに再会し、距離を縮めていきます。

メグ・ライアンは90年代「ラブコメの女王」と言われる女優になりますが、そこにはノーラ・エフロンの脚本の力も大いにあったことでしょう。

ノーラ・エフロンもまた離婚を経験しており、本作は離婚したロブ・ライナーがノーラ・エフロンに映画の企画を話したことから製作がスタートしました。

その時にロブ・ライナーを惹き付けたのは「男が知らない女の世界」。ノーラ・エフロンは女性ならば誰もが共感できることを巧みに脚本に取り入れたことで、それまでの恋愛映画にはなかったテイストの作品に仕上がっています。

「友達でいよう」そう誓い合った二人のつかず離れずの恋愛模様。その結末は…。

コメディアンでもあるビリー・クリスタルと、メグ・ライアンの魅力がこの上なく詰まった作品。恋愛映画の名作でもあります。おすすめのラブコメ映画です。

最後の恋のはじめ方

ウィル・スミスのコメディ俳優ぶりを堪能できる、おすすめのラブコメ映画

『最後の恋のはじめ方』は2005年に公開されたアンディ・テナント監督、ウィル・スミス主演のラブコメ映画です。

デートの手助けをするデート・コンサルタントのアレックス・ヒッチンス(ヒッチ)はある冴えない男から依頼を受けます。彼の名はアルバート。アルバートの依頼内容は自身が会計係を務めるセレブリティのアレグラ・コールとの恋の成就でした。一度は断りかけたヒッチでしたが、アルバートの純粋さに動かされ、この難仕事を引き受けます。

またヒッチ自身にも新聞社に勤める女性、サラ・ミラスとの恋が芽生えていきます。

ウィル・スミスのコメディな面を堪能したい人には間違いなくおすすめの一本。

最近はシリアスな作品への出演も目立つウィル・スミスですが、コメディアンとしても最高の才能を持っていることがこの作品でわかります。

他人の恋愛のアシストを仕事にしてきた男が、自分自身の恋愛を通して生き方を見つめ直す物語。

個人的には本編が終わったあとのエンディングシーンの場面も大好きです。

幸せで笑えるラブコメ映画を探している人には間違いなくおすすめの映画です。

ノッティング・ヒルの恋人

冴えない書店主とスター女優の恋を描く、1990年代の名作ラブコメ

『ノッティング・ヒルの恋人』は999年に公開されたロジャー・ミッシェル監督、ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント主演の恋愛映画です。

何度観ても面白い、まさに恋愛映画の名作です。冴えない本屋の店主とスター女優の恋。

『ローマの休日』や『或る夜の出来事』など身分違いの恋を描いた名作は多くありますが、その中でも上位に入る傑作だと思います。

やはり冴えないイケメンを演じさせたらヒュー・グラントの右に出るものはいないと改めて感じさせますね。また、スター女優を演じたのは、この時絶頂期の人気を誇っていたジュリア・ロバーツ。

ストーリーは本当に王道のラブコメそのままなのですが、その分、純粋な恋愛映画に仕上がっていると思います。

或る夜の出来事

史上初めてアカデミー賞主要5部門全てを受賞した傑作

『或る夜の出来事』は1934年に公開されたフランク・キャプラ監督、クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール主演のスクリューボール・コメディ映画です。

大富豪の娘であるエリーはパイロットとの結婚を父に認めてもらえなかったために、監禁されていたヨットから脱出し、マイアミからニューヨークへ向かうバスに乗り込みます。そこに居合わせたのが、新聞記者のピーター。ひとりエリーの正体に気づいたピーターはこれをスクープにしようと企てます。

二人は道中をともにしながら互いに惹かれ合いますが、なかなか素直になることができずにいました。

史上初めてアカデミー賞主要5部門全てを受賞した傑作です。古い作品ではありますが、このことからも映画の完成度がとても高いことは伝わるのではないでしょうか。事実、公開から90年経った今観てもおもしろさがわかる、稀有な作品でもあります。

父親の決めた結婚相手に反発し、ひとりでニューヨークへ旅に出た令嬢と、スクープを狙う新聞記者が偶然一台のバスに乗り合わせたことから始まる身分違いのラブストーリー。

先程紹介した『ノッティング・ヒルの恋人』で身分違いの恋を描いた映画だと書いていますが、その元祖とも言える作品だと思います。

また、ラブコメ映画の始祖とも呼べる作品で名作『ローマの休日』にも影響を与えていることは一目瞭然。キャプラの持つヒューマニズムに溢れた明るい作風がこのストーリーにも非常にマッチしていることがわかります。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

タイムスリップの能力で恋を叶える、ラブコメ映画の佳作

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』は2013年に公開されたリチャード・カーティス監督、ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス主演のラブコメ映画です。

イギリスのコーンウォールに住むティム・レイクはある時父親からタイムトラベルの能力があることを伝えられます。

ティムはそれを恋愛のために使い、幸せな生活を手にしますが、一方で父親には病魔が忍び寄ってきていました。

タイムスリップで過去に行き人生を修正していくというストーリーは『バタフライ・エフェクト』が有名ですが、『バタフライ・エフェクト』がサスペンスの要素が強いのに対して、こちらは恋愛映画になります。

タイム・スリップモノでもあるのでSF映画とも言えるでしょうが、恋愛映画の要素の方が強いので、今回ラブコメ映画としておすすめしました。

特にビル・ナイ演じるティムの父親の言葉がとても素晴らしく、一度の人生を生きる、その意味について考えさせられます。

(500)日のサマー

個人的にもおすすめのラブコメ映画

『(500)日のサマー』は2009年に公開されたマーク・ウェブ監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル主演の恋愛映画です。

物語の時系列をあえてバラバラにした斬新な構成はウディ・アレンの『アニー・ホール』へのオマージュではないでしょうか。

恋を信じる青年トムと恋を信じないサマーとの500日の恋愛模様。

建築の世界で働くことを志望していたトムでしたが、実際はそれとはかけ離れたグリーティングカードを作る仕事で、トムは退屈な日々を過ごしていました。

そんなある日、職場に秘書として現れたサマーにトムは一目惚れしてしまいます。好きなバンドの話をきっかけに徐々に距離を縮めていく二人ですが、トムのアピールにも関わらず、サマーは「友達でいましょう」と言うばかり。

その後も親密な付き合いは続き、そしてある出来事が起こります。

可笑しくも切なく、誰もが共感できる作品ではないでしょうか。個人的にも大好きなおすすめのラブコメ映画です。

ホリディ

ホーム・エクスチェンジがもたらす恋と希望

『ホリディ』は2007年に公開されたキャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット主演の恋愛映画。監督はナンシー・マイヤーズが務めています。

失恋した見ず知らずの二人の女性が偶然ホーム・エクスチェンジでお互いの家に休暇をとることに。

二人が旅先で見つけた新しい恋と希望を描いています。

プリティ・ウーマン

ジュリア・ロバーツのブレイク作。時を越えて愛されるラブコメの名作

『プリティ・ウーマン』は、1990年に公開されたゲイリー・マーシャル監督、リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ主演のラブコメ映画です。

オードリー・ヘプバーン主演の『マイ・フェア・レディ』を現代風にリメイクした今作。ジュリア・ロバーツのブレイクのきっかけとなった作品でもあります。

ウォール街の狼と呼ばれる投資家のエドワードは慣れない車で運転中に道に迷ってしまいます。そこに声をかけたのが娼婦のビビアンでした。

エドワードはビビアンに3000ドル払い、6日間の生活のお供をしてもらうことにします。

ちなみに『プリティ・ウーマン』のもともとのタイトルは『3000』。これは前述の生活のお供代から来ているのですが、理科っぽく見えるという理由で却下になっています。

バレンタインデー

バレンタインの日に交錯するいくつもの想い。個人的にはおすすめのラブコメ映画

『バレンタインデー』はゲイリー・マーシャル監督の恋愛映画。『ラブ・アクチュアリー』と同じように複数の恋愛模様を見せていくという群像劇のスタイルになっています。

一般的な評価はあまり高くないのですが、個人的には観賞後の後味も良く、好きな作品です。

メリーに首ったけ

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キャメロン・ディアスの人気を決定づけたちょっと下品なコメディ映画

『メリーに首ったけ』は1998年に公開された ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー監督のラブコメ映画。主演はキャメロン・ディアスとベン・スティラー。キャメロン・ディアスのブレイク作としても知られています。

高校生のテッドは内気で気弱な少年でしたが、なんとか憧れの美少女であるメリーとデートできることに!しかし、出発前にズボンのファスナーが引っ掛かってしまうトラブルが発生、デートは中止になり、メリーとの仲もそれっきりになってしまいます。

13年後、まだメリーのことが忘れられないテッドは探偵も使ってメリーの近況を探りますが、その探偵もまた美しいメリーに夢中になってしまうのでした。

ちょっとお下品なコメディなのですが、キャメロン・ディアスのキュートさは健在!アメリカでスマッシュヒットとなった作品です。

>CINEMA OVERDRIVE

CINEMA OVERDRIVE

ロックミュージックに欠かせないエフェクター、OVERDRIVE。
それはクリーンな音に歪みを与え、それまでの音楽に新しい可能性をもたらした。
CINEMA OVERDRIVEもまた「個人的な評価」という歪みによって、映画の捉え方・楽しみ方を広げていきたい。